ぞうは卵を産むのかな?


福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ぞうのたまごのたまごやき

作・絵

寺村 輝夫 作/ 長 新太 絵

出版社

福音館書店

発行日

1984年3月10日

楽しんだ歳

4歳

内容

王様の大好物は卵焼き。
朝も、昼も、夜も卵焼きを食べています。

そんな王様に、世継ぎの王子様が生まれました。
王様は大喜びです。
早速、国中の人間をお城に集めて、ご馳走を振舞うことにしました。
ご馳走は、やっぱり卵焼きに決まっています。

でも、国には国中の皆が食べられるような、沢山の卵はありません。
ニワトリも一度にそんなに沢山の卵を産めないので、他のご馳走にしようと大臣たちは言います。
でも、王様は『絶対に卵焼きでなければならない!』と言うのです。
とうとう『ぞうの卵なら、一度に沢山の卵焼きができるじゃないか』と言い出したので、さあ大変!

ワン大臣は、ぞうの卵を見つけてくることになりました。
ツウ大臣は、ぞうの卵焼きを作る大きなフライパンを作ることになりました。
ホウ大臣は、大きなフライパンを載せて焼くかまどを作ることになりました。

巨大なフライパンと、小山のようなかまどは作ることが出来ました。
でも、ぞうの卵を探しに出掛けたワン大臣、中々卵が見つかりません・・・。

読書後の注意

奇想天外な王様のお話。
割合字が細かくて多いのですが、最後はどうなるのかな、とわくわくしながら読んでしまいます。
 

17.5/22