よるくまのお母さん、すごくあたたかそうですね。

おおきくしてみる?
偕成社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

よるくま

作・絵

酒井 駒子 文/ 絵

出版社

偕成社

発行日

1967年11月1日

楽しんだ歳

5歳

内容

『ママ あのね・・・』

ベットの中で、男の子がお母さんとお話しています。
どうやら男の子は、もうすぐお寝むの様子です。

男の子は語り始めます。

昨日の夜、可愛いくまの子が訪ねてきました。
名前は『よるくま』と言います。
『よるくま』は目が覚めたらいなくなっていたお母さんを探しに来たらしいのです。
男の子は『よるくま』と一緒に『よるくま』のお母さんを探しに出掛けます。
ハチミツ屋さんに行っても、良く行く公園に行っても『よるくま』のお母さんは見つかりません。

もうお家に帰っているかもしれないと思って、『よるくま』のお家に行って見ました。
でも、家の隅々まで探してみても、お母さんは見つかりません。

『よるくま』は本当に泣き出しました。
『よるくま』の涙は夜みたいに真っ暗です。
周りは『よるくま』の涙で真っ黒に染まって、暗くなってしまいました。

男の子も、『よるくま』も、真っ暗闇に染まりそうになってしまいます。

たすけて!

ちょっとドキドキするけれど、ほんわか幸せな気持ちになる絵本です。

読書後の注意

お母さんと男の子の幸せそうな語り合いでお話が進んでいきます。
『よるくま』のお母さんは何処に行ってしまったのかな?
 

17.9/21