『はじめてであう科学絵本』のうちの一冊。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ちのはなし

作・絵

堀内 誠一 作/ 絵

出版社

福音館書店

発行日

1972年3月1日

楽しんだ歳

4歳

内容

血液の事をわかりやすい絵で、詳しく教えてくれる絵本です。

転んで擦りむいた膝からは、血が出ます。
舐めてみたら塩辛い血ですが、放っておいたら止まって乾いてしまいます。

血が出るのは、体中に通っている血管が破れるから。
暗いところで懐中電灯を手のひらに当ててみると、赤く見えるのは、血が透けて見えるからなのです。

血液を体中に送り出す心臓の働きを分かり易く図解していたり、大人や子供、人間や動物の心拍の早さを考えさせてくれます。
また、足がしびれる仕組みや、顕微鏡で見た血液の説明まで描かれます。
白血球や血小板の働きまで描かれています。

身近な事例を取り上げて、身体に対する子供の好奇心をかきたててくれる絵本です。

読書後の注意

懐中電灯の電池がすぐに無くなります。
この本は私の子供の頃から家にある絵本で、二代に渡って読んでいます。
 

  17.5/18