不思議な、ちいさなきいろいかさ。

おおきくしてみる?
金の星社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ちいさなきいろいかさ

作・絵

もり ひさし 文/ にしまき かやこ 絵

出版社

金の星社

発行日

1971年2月

楽しんだ歳

3歳

内容

なっちゃんは、お母さんに買ってもらった黄色い小さな傘を持ってお出かけします。
『あめふってこないかな』と待ちながら。

ぽつぽつと雨が降ってきたので、傘をさしました。
うさぎさんとりすさんも、きいろいかさに入れてあげます。

ダックスフントのだっくすくんが濡れています。
黄色い傘に入れてあげたいけど、黄色い傘は小さい傘、胴長だっくすくんは入れるのかな?
なんと黄色い傘がつっつっつっと伸びて、だっくすくんの分だけ広くなりました。
ばくの親子も広くなった黄色い傘に入れてあげます。

すると、背高きりんさんも濡れています。
黄色い傘は低い傘だけど、きりんさんも入れてあげると、傘の丈が伸びて、背高傘になっちゃいました。

でも大きな傘では、森の木の間を通ることができません・・・。

不思議な傘の、楽しいおはなし。

読書後の注意

30年以上前に描かれたとは思えない、素敵な絵本です。
最後のページの、お母さんが待っているところへ帰っていく後姿が大好きです。
 

17.7/25