たつくんは、お母さんの作ってくれたドーナツを持っておばあちゃんの家へお出掛けします。 たつくんが公園の前の風船屋さんの風船に見惚れていると、風船屋さんが大事な事を思い出しました。
たつくんは風船屋さんのおじいさんに、お店番を頼まれてしまいます。
たつくんが風船を持って立っていると、猫のシロが来て風船が欲しいと言いました。
でもたつくんの持っているのは風船屋さんの風船です。
『ぼく、おみせばんだから』と言うと、シロは『ちょっとまって』と何処かに行ってしまいました。
次に来たのは子犬のムク。
ムクも風船を欲しがりますが、預かった風船はあげられません。
ムクも何処かへ駆けて行ってしまいます。
たつくんの、可愛らしいお店番のお話です。
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