森の、大きな木の根元に、こぐまとお母さん熊の家がありました。
家にはお母さんの大きなベット、こぐまの小さなベットがあるのですが、こぐまはまだ小さくて、自分のベットで眠る事が出来ません。
ある日、こぐまは、一人で眠れるように縫いぐるみを作ってくれるよう、お母さんに頼みました。けれど、次の日縫いぐるみを作ってくれる筈のお母さんはコートを着て、ふゆごもりの準備を始めます。
もうじき、雪が降りそうなのです。
お母さんとこぐまは森の木の実を拾います。
お母さんは沢山木の実を拾いましたが、こぐまはりすの子と遊んでばかり。拾ったのは食べられない木の実がたくさん。
次は蜂蜜とりです。
お母さんはおじいちゃんに分けて上げる位たくさん蜂蜜を取りました。
でも、こぐまはおじいちゃんとあそんでばかりでこぐまのとった蜂蜜は小さな壷ひとつ。
こぐまとお母さんは、川でかえるの親子と一緒に魚を沢山獲ったり、やまねの親子と一緒に綿の木から綿を採ったりします。
家に帰ってからも一仕事。
獲って来た魚を暖炉で焼いて料理したり・・・
採って来た綿で、こぐまのぬいぐるみを作ったりするんですよ。
副題の『LITTLE
BEAR,HAVE A HAPPY WINTER SLEEP!』がとっても楽しそうで、大好きな一冊です。
|