ある森に、ゴリラの子供が生まれました。
その子供は何故か一頭だけ真っ白でしたが、お母さんゴリラは『ゴリタ』と名前をつけて可愛がったのです。ゴリタはすくすくと大きくなりましたが、他のゴリラ達は皆と違う毛色のゴリタを仲間はずれにするのでした。
泥を身体に塗って、皆と仲良くしたいゴリタでしたが、お母さんゴリラは『ゴリタはゴリタのままでいい』と諭されます。
強くて立派な大人のゴリラは背中が白くなります。
リーダーのゴリラは『君は強くて優しくて勇気のあるゴリラだから白いんだ』と勇気付付けてくれるのでした。
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