子供だけの秘密のお楽しみ。

おおきくしてみる?
金の星社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ぴかぴかドキドキ

作・絵

あきやま ただし 文/ 絵

出版社

金の星社

発行日

1998年11月

楽しんだ歳

3歳

内容

ゆかちゃんとお兄ちゃんは、仲良く一つのベットでねんねしています。

でも、ゆかちゃんはなかなか眠れません。
お兄ちゃんに『えほん よんで。』とお願いします。

でも、二人の部屋には絵本がありません。
またこんどね、と言うお兄ちゃんに、ゆかちゃんは
『えほんさがしにいこうよー!』
と大騒ぎ。

仕方なくなったお兄ちゃんは、ゆかちゃんと一緒に部屋を出て、絵本を探しに行きます。
でも、廊下は真っ暗。
闇の中に何か怖いお化けが居るみたい。

どきどき・・・

まるで二人の心臓の音が聞こえるような、暗闇です。

だいじょうぶ、だいじょうぶ、とお兄ちゃんは男らしく進みます。
たとえ怖くたって、妹の前ではそんな事言えませんものね。

電気のスイッチがあったので、お兄ちゃんは明かりを点けてみました。

ぴかっ

暗闇の中に潜むもの・・・それは。

おにぎりを食べている、黄色いくまさんだったのです・・・。

この絵本には大人の姿が全く出てきません。
ゆかちゃんとお兄ちゃんは真っ暗な廊下を辿って、色々な部屋をぴかっと明るくします。
その度にいろんな思いがけない動物(?)達が登場するのですが、不思議と親が出てこないのです。

子供たちが過ごす、お休み前の楽しくてドキドキの時間です。

読書後の注意

暗闇のページを目を凝らしてよーく見て下さい。
色んなものが見えてきますよ。
 

17.9/13