おとうさん、見られてますよ。

おおきくしてみる?
絵本館さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

おとうさんのえほん その2

作・絵

高畠 純 文/ 絵

出版社

絵本館

発行日

1995年1月

楽しんだ歳

大人

内容

おとうさんのえほんです。
色んな動物のお父さんが次々と出てきます。

ところが、この動物のお父さん達、どこかで見たことがあるような・・・。

最初に出てくるのはひょうのお父さん。
草原で眠っています。
子供のひょうに『あそんで』と言われて、手近にあった木に登ったのは良いけれど・・・。

次に出てくるのはにわとりのお父さん。
卵を温めているお母さんが『ちょっと見ていてください』と出掛けてしまいました。
しばらく卵を見つめていたお父さん、何を考えたのか・・・。

タコ墨の中に隠れていて『わたしはだれでしょう』と子供と遊んでいたタコのおとうさん。
だんだんタコ墨が薄くなってきてしまっているのに『わたしはだれでしょう』
・・・正体がバレてますよ。

寝てばっかりのお父さんや、子供の遊び方がどこかズレているお父さん達。
こんなお父さん、身近にも沢山居ますよね。
愛すべきお父さんの姿が描かれています。

読書後の注意

お母さんの、しみじみとした笑いを誘う絵本です。
ただ、寝ているお父さんの上に子供がよじ登るのが、この絵本の影響なのかは悩むところです。
 

17.10/28