疑い深いオオカミも、本当の友達が出来たようです。

おおきくしてみる?
偕成社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

オオカミのともだち

作・絵

きむら ゆういち 文/ 田島 征三 絵

出版社

偕成社

発行日

2001年10月

楽しんだ歳

5歳

内容

やせ細ったオオカミがおりました。
獲物を探して歩いていましたが、
『一緒に獲物を探さないか』と強そうな熊が声を掛けてきました。

オオカミはずっと『一人でいるのが一番気楽で良い』と思っていたので、
熊のことが信用できません。
獲物を横取りする気かも知れないと思っていましたが、
『クマは何でも食うんだぜ』とカラスが言っていたのを思い出しました。

ひょっとしてオオカミも食うのかな?と思い至ったオオカミは、クマから離れて横のトンネルを進んでいきました。
ところが、クマもトンネルへ入ってきました。
後ろから襲われたら、ひとたまりも無いと思ったオオカミは早足で進みます。

しかし、トンネルから出たところでクマが大きな石を投げつけてきました。
危ない!オオカミは咄嗟に飛んでくる石をよけました。
ところが、クマの目当ては大きな蜂の巣だったのです。

クマから分けてもらった蜂蜜を舐めました。
ところが・・・歩き出すと、クマが後ろに手をやって、何か持っている様なのです・・・。

読書後の注意

疑い深いオオカミが主人公です。
お友達を作るのが苦手な子に良いかも知れません。
 

17.11/20