『おなら』の絵本です。 まず、中表紙でびっくり!
凄く大きなおならが『ぶおおーん』と発射!
あまりの大きさに、鳥の群れも、表題も、作者名も、飛んで行ってしまいます。
大きなおならの主は、象でした。
おならの仕組みが、分かりやすく書かれています。
物を食べたり飲んだりする時に、口から空気が入ります。
その空気が口から出ると『げっぷ』になり、お尻から出ると『おなら』になります。
『おなら』は口から入った空気の他にも腸内で出来た発酵ガスが含まれるので、臭いのです。
おならの一回に出る量や、一日に出る量を分かりやすく説明されたり、
おならを我慢しすぎるとどうなるのか、等のお話が長さんの分かりやすい絵で描かれています。
他にも肉食動物のおならが臭い訳や、草食動物のおならは臭くないけれど、沢山のおならが出る訳が分かります。
背表紙の裏に、おならの音が沢山書かれていて、一つ一つを読むと何だか臭いような、楽しいような、不思議な気分。
『ぶやーぷぷーすぴーびーすすすぶーびーぷぷぷぷーへ』
・・・だなんて。
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