きつねのきっこちゃんのお話続編です。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

おなべおなべ にえたかな?

作・絵

こいで やすこ 文/ 絵

出版社

福音館書店

発行日

1995年3月1日

楽しんだ歳

5歳

内容

きつねのきっこは、山むこうの大ばあちゃんの家へ出掛けます。
籠一杯にたんぽぽを摘んで行く途中、いたちの にい と ちい
に会いました。
2匹のいたちも一緒にたんぽぽを摘んで、大ばあちゃんの家に行く事になりました。

きっこの大ばあちゃんは山のお医者さんです。
大きな鍋にたくさんのスープを作っていてくれました。
でも、子からすの喉に骨が刺さって困っている母さんからすが、大おばあちゃんの呼びに来たのです。

大ばあちゃんはきっこ達にお鍋の番をしているように頼むとからすの家に行ってしまいました。

きっこたちがお鍋に訊きます
『おなべおなべ にえたかな?』
お鍋は答えます。
『にえたかどうだか たべてみよ』

蓋を開けると綺麗な色のにんじんスープでした。
でも、味見をするとまだ人参が硬いようです。

又蓋をしてしばらく煮てからきっこ達が尋ねます。
『おなべおなべ にえたかな?』
またまたきっこ達は味見をします。
でも、段々お味見する動物達が増えてきて・・・。
何回もお味見しているうちににんじんスープが無くなっちゃいました!

繰り返しが楽しくて、美味しそうな絵本です。

読書後の注意

何故か顔が付いていて、お鍋の煮え具合やアドバイスまで教えてくれるこのお鍋。
ホントにあったら凄く重宝だと思います。
 

17.7/16