河童の神隠しのお話です。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

おっきょちゃんとかっぱ

作・絵

長谷川 摂子 作/ 降矢 なな 絵

出版社

福音館書店

発行日

1994年9月1日

楽しんだ歳

4歳

内容

おっきょちゃんは、『きよ』と言う名の女の子です。
『おきよちゃん』が縮まって『おっきょちゃん』という呼び名になりました。

おっきょちゃんが一人で裏の川で遊んでいると、どこからか呼び声がしました。
見ると、水の上に河童の子が顔を出しています。

河童の子の名前は『ガータロ』。
水の中では河童のお祭をしているのに誰も遊びに来ないので、おっきょちゃんをお客さんにしようと思って出てきたのでした。

おっきょちゃんは一度うちに帰って、お祭のゆかたを着てから水の中の河童のお祭に出かけました。
途中の畑でもぎ取った数本のきゅうりをお土産にして・・・。

ガータロと河童のお祭りを楽しんでいたおっきょちゃんでしたが、大人の河童に見つかって、胆を取られそうになってしまいます。
でも、お土産のきゅうりを出した途端に、河童のみんなのお客さんになりました。

そして、お祭のお餅をもらって食べました。
そのお餅を食べると、お父さんのことも、お母さんのことも、みんな忘れてしまうのです・・・。

読書後の注意

子供にとってはちょっと怖いお話です。
でも、最後まで読むとほっとする結末です。
かなり怖がりなうちの娘でも楽しんで読めました。
 

17.5/12