ダヤンの絵本?です。
前半はダヤンのお話が綺麗なイラストつきで描かれます。ダヤンはカシガリ山の3人の魔女の魔法で、全く鼻が利かなくなってしまいました。
そうとは知らないダヤンが3人の魔女の所に相談に行くと、魔女たちは『ドードー島でクスクスの実を食べろ』と言い出します。
ダヤンの冒険が始まりました。
まず、動物達の影で作ったお菓子にチョコレートソースをかけたのが大好物の魔王の所を逃げ出し、空の上の王様達の船に乗り込み、首長竜の大学講義に出たり・・・。
はたしてダヤンは嗅覚を取り戻して、タシルの町に帰れるのでしょうか。
そして、後半には、お話しになぞらえたお菓子たち、
たとえば、『魔女の占いケーキ』や『魔王のデザートトリュフ』等の作り方が紹介されています。
心もお腹も一杯になる一冊。
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