お料理の名人のおばさんの家に、二人の子供がやってきました。
おばさんは、お客さんを呼んでご馳走するのが何よりの楽しみなのです。
今日も腕まくりをして、お料理を始めます。ボールに小麦粉とミルクを加えて、良く捏ねて丸めて伸ばしてオーブンへ入れました。
・・・パンが焼けるのかな?
次はお鍋に、にんじんと、レモンソースと、角砂糖を入れて火に掛けます。
・・・にんじんスープかな?
次は大きなハムを薄く切って、飢えにお花を載せてフリーザーへ。
・・・ハムのオードブル?
そして、フライパンに卵を一つ落として火に掛けます。
・・・目玉焼きが一つだけ?
さて、おばさんと子供達、安楽椅子に腰掛けて、お腹がグーグー鳴りながらお料理が出来るのを待ちますよ。
小鳥のタイマーがピーっと鳴って、おばさんがオーブンを開けたらば・・・
なんとオーブンから出てきたのは、茶色の椅子とテーブル!
お鍋からは、にんじん柄の黄色いテーブルクロス!
フリーザーからは、お花の柄のお皿!
何とも意外なモノが出来ちゃいました。
こんなお料理、アリかしら?
でも、本物の食べられるお料理は、どこ・・・?
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