でも、こんなホラー好きの子供は、嫌かも。

おおきくしてみる?
偕成社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

オバケやかたのひみつ

作・絵

大島 妙子 文/ 絵

出版社

偕成社

発行日

2001年9月

楽しんだ歳

5歳

内容

副題は『まんげつのよるになにかがおこるよ』

マイケルくんは、オバケマニア。
部屋は怪しいオバケの物ばかり。
オバケのお面に、ドクロの置物に、狼男の等身大人形・・・。
遊ぶのも、犬のチャッキーとオバケごっこをして遊ぶ、ちょっとかわった男の子です。

マイケル君のお父さんは建築家。
ある日、マイケル君はお父さんの部屋で、古い家の模型を見つけました。
お父さんの名前が書いてあるけれど、とっても古くてクモの巣だらけ。
オバケ館に見えるその家の模型を、マイケルはすっかり気に入ってしまいました。

お父さんに内緒で自分の部屋の窓辺に飾ってみました。
まるで狼男かドラキュラの館のように見えたので、マイケル君はご満悦。

その夜は満月。
眠っていたマイケル君、窓辺のオバケ館から音楽が聞こえて目が覚めました。
良く見るとオバケ館には明かりが点いていて、中には小さな可愛らしいオバケが何人(何体?)も動いています。

オバケ達は掃除をしていたのでした。
マイケルが覗いているのに気がついたお化けがひとつ、マイケルを館の中に誘います。

マイケルは誘われるままにオバケに指を差し出すと・・・なんとマイケルは小さくなって模型の家の中に入ってしまいました!

読書後の注意

こんな楽しいオバケ館だったら、是非遊びに行きたいですね。
全体的に暗い画面ですが、マシュマロのようなオバケ達がとても可愛い絵本です。
 

17.9/10