ある雨の日、灰色の仔猫が捨てられていました。
誰にも拾われなかった灰色の仔猫は、数年後、『ブン』という名前の町の『わるねこだん』の親分になっていました。ある日、ブンはおばあさんが一人で住むボロ家に泥棒に入り増すが、おばあさんに見つかりそうになり、紙袋の中に隠れます。
でも、紙袋の中身は小麦粉でした。
真っ白になったブンを見て、おばあさんは以前飼っていた『シロ』という猫だと勘違いしてしまいます。
昔、おばあさんの家には『シロ』の他にもシマシマの猫がいたと知ったブンは、『わるねこだん』の中のシマシマの猫をおばあさんの家に連れて行きます。
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