黒猫のねこたは、海の上でボートに乗ってボーっとしていました。
退屈で堪らなかったのに、海の底から何かが浮かび上がってきます。大きな大きな魚でした。
ねこたはあっという間に魚に飲み込まれてしまいます。
ねこたが胃袋に到着すると、なんと大きなイカが待っていました。
イカが言うには、この大きな魚は『ガメット』と言う100人乗りの船で、イカが退屈そうにしていたねこたを招待したというのです。
『ガメット』の中は快適でした。
沢山の魚達が『ガメット』で面白おかしく暮らしているのです。
ねこたも何ヶ月も『ガメット』で暮らしました。
でも、ある日ねこたは鏡に映った自分の姿に愕然とします・・・。
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