夏のある日。
かんたが遊ぼうとお社までやって来たのに、友達が誰もいなかったのです。
癪だからかんたは大きな声で出鱈目な歌を歌いました。
『ちんぷくまんぷく あっぺらこの きんぴらこ じょんがら ぴこたこ めっきらもっきら どおんどん』すると、御神木の穴の中から、奇妙な声が聞こえてきました。
かんたが穴を覗き込んだ途端・・・。
吸い込まれて、着いた所は夜の世界でした。
すると、奇妙な3人組がやって来て、『あそぼう、あそぼう』と言い出します。
3人は『もんもんびゃっこ』『しっかかもっかか』『おたからまんちん』と名乗りますが、とっても奇妙な化け物なのです。
でも、かんたが『いやだ!』と言うと、泣き出しちゃう様な化け物でしたが・・・。
じゃんけんで遊ぶ順番を決めて、かんたは3人の化け物と遊びます。
風呂敷を首に巻いて、木から木へ飛び移る『モモンガーごっこ』
おたからまんちんと、『おたからこうかん』
もんもんびゃっこと、なわとびでぴょんぴょん高く飛んだりもしました。
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