やまんばのイメージが変わる絵本です。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

まゆとおに

作・絵

冨安 陽子 作/ 降矢 なな 絵

出版社

福音館書店

発行日

1999年4月1日

楽しんだ歳

4歳

内容

まゆ は山のてっぺんに住んでいる、やまんばの娘です。
のっぽのお母さんやまんばと一緒に住んでいました。

ある日、まゆはとんでもなく大きな、角の生えている人と出会いました。
まゆはそれが『鬼』だとは気がつきません。
一方、鬼はまゆのことを美味しそうな女の子と思い、大きな鍋で煮て食べてしまおうと思ったのです。

鬼はまゆを自分の岩屋へ誘います。
そしてまゆの目の前で火を焚くので、まゆに薪を拾って来るようにいいました。
まゆはやまんばの娘で、怪力の持ち主です。
鬼の目の前で太い松の木を引っこ抜き、たちまち薪にしてしまいます。
まゆを唯の女の子だと思っていた鬼はびっくり!

それでも、まだまゆを食べたい鬼は、大きな鍋にお湯を沸かしますが・・・。

読書後の注意

天真爛漫なまゆと、間抜けな鬼が楽しい絵本です。
 

17.3/19