まゆ は山のてっぺんに住んでいる、やまんばの娘です。
のっぽのお母さんやまんばと一緒に住んでいました。ある日、まゆはとんでもなく大きな、角の生えている人と出会いました。
まゆはそれが『鬼』だとは気がつきません。
一方、鬼はまゆのことを美味しそうな女の子と思い、大きな鍋で煮て食べてしまおうと思ったのです。
鬼はまゆを自分の岩屋へ誘います。
そしてまゆの目の前で火を焚くので、まゆに薪を拾って来るようにいいました。
まゆはやまんばの娘で、怪力の持ち主です。
鬼の目の前で太い松の木を引っこ抜き、たちまち薪にしてしまいます。
まゆを唯の女の子だと思っていた鬼はびっくり!
それでも、まだまゆを食べたい鬼は、大きな鍋にお湯を沸かしますが・・・。
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