とっても食いしん坊なうさぎがいました。 みんなでご馳走を食べていても、全部食べてしまうのです。
お友達はあきれてしまい、どこのパーティーにも呼んでくれなくなりました。
そんなうさぎを可愛そうに思った なあちゃんが、自分のおうちにうさぎを呼んで、沢山ご馳走してあげました。
うさぎは喜んで、かばさんよりぞうさんより沢山食べたので、とっても太って、何倍にも大きくなってしまいました。
うさぎはなあちゃんに『ごちそうさま』を言って帰ろうとします。
でも、あまりにも大きく、重くなりすぎてしまったうさぎは、土の中にずぶずぶと入り込んでしまうのです。
ずんずん地球の中にめり込んで行ってしまったうさぎは、とうとう地球の反対側へ・・・。
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