いつまでも、なかよしでいてね。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

こんとあき

作・絵

林 明子 作/絵

出版社

福音館書店

発行日

1989年6月30日

楽しんだ歳

4歳

内容

『こん』はきつねのぬいぐるみです。
『あき』が生まれる時に、おばあさんから赤ちゃんの『あき』のお守りをするように頼まれてやってきたのです。

こんはあきにしゃぶられたり、尻尾をもって引きずられたりしながらも、一緒に遊ぶのが大好きでした。
それでも、あきは段々大きくなり、こんの背をはるかに越えて大きく成長していくうちに、こんは段々と古くなってきてしまいました。

ある日、とうとうこんの腕が綻びてしまいます。
こんは『さきゅう町』に住むおばあさんに、腕の綻びを直してもらおうと出掛けることにしました。
もちろん、あきも一緒に出掛けます。

途中、お弁当を買いに電車を降りたこんが、電車に乗り遅れそうになったり、ドキドキする出来事がありますが、最後にはほっとする絵本です。

読書後の注意

こんが犬にさらわれる所では、うちの娘は本当にべそをかいてしまいました。
優しい絵で、心にしみじみ沁みる絵本です。
 

17.5/6