かわうそ=ビーバー?

おおきくしてみる? 
金の星社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

きつねとかわうそ

作・絵

いもと ようこ 文/ 絵

出版社

金の星社

発行日

1986年3月

楽しんだ歳

4歳

内容

日本の民話を、いもとさんが可愛らしい絵とわかり易い言葉で書かれた絵本です。

昔、きつねがかわうそに言いました。
『まいにち、お互い呼んだり呼ばれたりして、楽しくやるべえ』
かわうその家に行って、かわうその取った魚をたらふく食べてから言うのです。

かわうそは、『今日は、おらがごちそうしただから、明日はきつねどんの番だ』とお互いにご馳走しあう約束をしたのです。

次の日、きつねの家にいっても、きつねは上を向いてじっとしています。
『天の見張りを言い付かって上をみていなきゃならないから、きょうは帰ってくれ』といいだしました。

しかたなくかわうそが次の日やってくると、
『地面の見張りを言い付かって下をみていなきゃならん』
と、やっぱりかわうそを追い返します。

次の日、きつねはかわうその所にやってきました。
魚の取り方を教えてほしいと言うのです。

きつねの狡さに腹を立てていたかわうそが教えてくれた『魚の取り方』とは・・・。

読書後の注意

『お互い様』を教えてくれる絵本です。
しかし、きつねがずるいというか、間抜けというか・・・。
 

17.5/26