おおきくしてみる?
岩崎書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

きつねのざんげ

作・絵

安野 光雅 作/絵 

出版社

岩崎書店

発行日

1979年3月

楽しんだ歳

大人

内容

安野光雅さんによる叙事詩の様な絵本です。

ぶどうの実に悪態をついた所をイソホ(イソップ)に見られた狐は狡猾で、卑怯であるという烙印を押されてしまいます。

親狐からも疑う事を教えられた狐は、森中で、この世で一番の偽善者になろうと誓います。
ある冬の日、白木蓮の木を騙した狐は、若い雌の狐に出会います。

全体に古びた雰囲気の漂う、華麗な大人の絵本です。

読書後の注意

子供が寝た後に、しみじみと読む本です。
読んだ後、心にじん、と哀しさが残ります。
 

16.10/29