『ことね』は小さな女の子です。 お父さんが交通事故で入院してしまって、おかあさんはその世話をしなければならなかったので、山の中のおじいさんの家に預けられたのです。
山のお家に着たばかりは元気だったのに、この頃元気がありません。
おうちのなかで絵ばかり描いています。
心配したおじいさんとおばあさんが見てみると、お友達と遊んでいる絵ばかり。
何とか、ことねをお友達と遊ばせてあげたいと思ったおじいさんたちは
次の日、ことねと一緒にきいろいふうせんを空に飛ばしました。
『だれか おともだちになってください。』
と言う手紙をつけて・・・。
きいろいふうせんは、山の奥のどうぶつむらに着きました。
『ことねちゃんのおともだちになろうよ』
どうぶつたちは、握りこぶしで決めました。
ことねちゃんのもとへ、人間の子供に化けた狸のポンコと、きつねのコンタが向かいます。
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