小さくついてくる『ツンツン』が気になります。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

カニ ツンツン

作・絵

金関 寿夫 文/ 元永 定正 絵

出版社

福音館書店

発行日

1997年6月1日

楽しんだ歳

5歳

内容

元永さんの個性的な絵に、これまた意味不明な言葉が添えられています。

『カニ ツンツン ビイ ツンツン ツンツン ツンツン カニチャララ ビイチャララ』

何だか蟹に似ているようですが、足が一本しかないし、ハサミもありません。
ただ飛び出た目だけが似ているような、赤い『ツンツン』。
どうやら、これが主役であるようです。

緑の豆に似た物体が
『ピイヒャラ ピイパッパ・・・』
と現れます。
その片隅で赤い『ツンツン』がいます。

ゼリービーンズがくっついているような物体が
『イーニ ミーニ ムー・・・』
やっぱり片隅には『ツン』

赤い『ツンツン』が色んな物体?の間を旅しているような、不思議な絵本です。

はっきり言って、大人には意味不明な絵本ですが、子供には妙にウケます。

読書後の注意

裏表紙の裏に、それぞれの言葉の意味が書かれています。

福音館書店さんの絵本の場合、最後に絵本の題名の英語訳が書かれていて、それを見るのが密かな楽しみだったりするのですが、この絵本はそのまま
”KANI TSUN TSUN”と英訳されています。
やっぱりこの『カニ』は蟹では無いようです。

 

17.9/17