いくら地味な存在でも、中身は光っているのです。

おおきくしてみる? 
PHP研究所さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

かっこわるいよ!だいふくくん

作・絵

宇治 勲 作/絵

出版社

PHP研究所

発行日

2005年5月6日

楽しんだ歳

4歳

内容

静まり返った夜の和菓子屋から、和菓子たちのお話が聞こえてきます。

『かっこわるいよ! だいふくくん』

みずまんじゅうは『だいふくくんは、粉だらけで格好悪い』と言いました。
みずまんじゅうは、ぴかぴかできれいな自分が自慢なのです。

かしわもちは『だいふくくんは、いつも裸で格好悪い』と言いました。
かしわもちは、大きな葉っぱを着ているのが自慢なのです。

くしあんだんごは『だいふくくんは、いつも一人で格好悪い』と言いました。
くしあんだんごは、4個並んで串に刺さっているのが自慢なのです。

他の和菓子も口々にだいふくくんを攻め立てます。
皆、自分の事を自慢したいから、優しくておとなしいだいふくくんをからかっているのです。

でも、暗闇からはらぺこねずみが現れて、和菓子たちに襲い掛かります!

読書後の注意

娘が保育園で読んでもらって一目惚れ。
どうしても欲しがった絵本です。
とっても地味なだいふくくんの表情に、私も一目惚れしてしまいました。
 

17.5/24