内容
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古典落語の「寿限無」を、川端 誠さんが絵本にしたものです。
昔々、ある家に男の子が生まれました。
どうしても良い名前が思いつかない父親は、お寺の和尚さんに相談に出掛けます。
「とにかくめでたい名前」で「とてつもなく長生きする名前」が良いと相談したところ、「寿限無」や「五劫のすりきれ」や「海砂利水魚」など、昔のおめでたい事柄を教えてくれます。
父親は、なんと全ての名前を男の子に付けてしまうのです。
かくして「寿限無寿限無五劫のすりきれ海砂利水魚水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶらこうじのやぶこうじパイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長介」というとんでもなく長い名前の男の子が誕生します。このとんでもなく長い名前が近所の皆さんにも騒動を巻き起こします。
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