春を待つ、寒い時期ならではの絵本です。

おおきくしてみる?
金の星社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

はるかぜのたいこ

作・絵

安房 直子 文/ 葉 祥明 

出版社

金の星社

発行日

1992年3月

楽しんだ歳

4歳

内容

風の強い、秋が終わった日の事です。

コートを着て、マフラーをして、マスクまでした寒がりやのうさぎが
くまのがっきやさんに来ました。
がっきやさんの看板には『ふしぎや』と書かれています。

『何か暖かくなる方法はないかしら』
うさぎが尋ねると、くまのがっきやさんはお店の中に飾ってあった、大きな太鼓を持ち出してきました。
流石は『ふしぎや』と看板を掲げた『がっきや』さんです。

『どーん』と叩くと、何と暖かい風が吹いて来ました。
よもぎの野原や、菜の花畑の暖かな風景が広がります。

読書後の注意

こんな太鼓があったら、今すぐに欲しいです。
 

17.2/2