とっても、とっても懐かしい絵本。

おおきくしてみる?
岩崎書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

はじめてのおるすばん

作・絵

しみず みちを 作/ 山本 まつ子 絵

出版社

岩崎書店

発行日

1972年4月25日

楽しんだ歳

4歳

内容

今年3歳のみほちゃんは、ママにお留守番を頼まれてしまいました。
でも、ぬいぐるみのくまちゃんと一緒なら、平気なんです。

ママがドアの鍵を掛けると、途端に部屋の中が静まり返りました。
見慣れた木彫りのクマも、柱時計も、いつもと違うように見えて、心細くなってしまいました。

ピンポーン、とチャイムが鳴りました。
怖くなったみほちゃんが、ママのエプロンを被って玄関へ行くと、郵便屋さんが小包を持って来ていたのです。

みほちゃんが『いりましぇん』とドア越しに言うと、郵便屋さんはお手紙をドアのポストに入れて帰っていきました。

また、チャイムが鳴りました。
みほちゃんが『いりましぇん!』と大きな声で言ったのに、今度のお客さんは新聞の集金の人だったのです。

ドアのポストがギコギコっと開いて、外から目玉が二つ覗き込みます。
『あ、おばけ・・・』
怖くなったみほちゃんは、エプロンを握り締めてぶるぶるとふるえています。

初めてのお留守番は、心細くて、ママがとっても待ち遠しいのです・・・。

読書後の注意

私が子供の頃に読んで貰ってとっても好きだった絵本です。
特にくまちゃんのプリンに憧れていた様な思い出が・・・。
 

17.6/4