数学と言うより
理科+ちょっと数学の絵本です。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

はじめてであう すうがくの絵本

作・絵

安野 光雅 作/絵

出版社

福音館書店

発行日

1982年11月20日

楽しんだ歳

4歳

内容

『すうがくのえほん』というよりも、物の考え方や発見の楽しさを教えてくれる絵本です。

最初の章は『なかまはずれ』
いくつかの図案の中から、性質の違うものを探し出すものです。
例えば、魚介類の絵の中に1つだけ椎茸があったり、綺麗な花の中に、一枚だけ紅葉した紅葉があったりします。
数学と言うよりも、理科のような章です。

次は『ふしぎなのり』
なんでもかんでもくっつけちゃうふしぎなのりを開発した小人さんのお話から始まって、生活用品の中で違うものをくっつけたもの(例えば消しゴムつき鉛筆とか)を紹介します。
そして、色紙を切って作るタングラムに発展していきます。
図形の問題の導入のような章です。

次トランプを使った表を学ぶ『じゅんばん』や砂糖や液体を使った棒グラフを扱う『せいくらべ』と続きます。

読書後の注意

私の説明不足で難しそうな絵本に見えてしまいますが、上の娘は喜んで眺めています。
特に『なかまはずれ』は面白いようです。
でも、大人でも考え込んでしまう箇所もあったりします。
 

17.2/13