中世の絵物語を思わせる絵本です。

おおきくしてみる?
福音館書店さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ふしぎなたけのこ

作・絵

松野 正子 訳 / 瀬川 康男 絵

出版社

福音館書店

発行日

1963年6月1日

楽しんだ歳

4歳

内容

昔、昔の山の奥の村のお話です。

『たろ』は誕生日のご馳走にしようと、竹やぶにたけのこを掘りに出掛けます。
山の奥の村ではたけのこが一番のご馳走なのです。

たけのこを掘っているうちに暑くなったたろは、近くのたけのこに脱いだ上着を掛けておきました。
すると、そのたけのこが上着をのせたまま、ぐぐぐっと伸びていきました。
慌てたたろは、たけのこによじ登りますが、たけのこはまたぐぐぐっと伸びて、たろはまたよじ登り・・・
いつの間にか、たろはとんでもなく高いところに登っていってしまいました。

とんでもなく長く伸びた竹の子の、たろの誕生祝いのお話。

読書後の注意

世界絵本原画展大賞を受賞された絵本です。
竹の子の生態を誤解しそうなので、図鑑を片手に読みました(^_^;)
 

17.3/14