佐々木マキさんの独特で不思議な世界です。

おおきくしてみる? 
絵本館さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ぶたのたね

作・絵

佐々木 マキ 文/ 絵

出版社

絵本館

発行日

2002年6月20日

楽しんだ歳

4歳

内容

ぶたよりも走るのが遅い、おおかみがいました。

走るのが遅いのでぶたを捕まえた事がありません。
それどころか、ぶた達にからかわれる始末。

おおかみが悔しくて泣いていると、きつね博士が通りかかりました。
『足の速くなる薬が欲しい』と訴えるおおかみを、きつね博士は怪しげな研究所に連れて行きました。
そして、怪しげな『ぶたのたね』をおおかみに渡すのです。

おおかみが『ぶたのたね』を撒いて、『早くおおきくなるくすり』をふりかけると、早速芽が出てきました。
おおかみは毎日毎日、『早くおおきくなる薬』を掛けました。
すると『ぶたの木』は一週間で大木になりました。
そして、沢山のぶたが枝になったのです!

大喜びしたおおかみでしたが・・・。

読書後の注意

大木にぶたが鈴なりになっている図は、なかなか不気味で圧巻です。
子供達は、どんくさいおおかみがぶたを食べることができたのかどうか、非常に気になるらしいです。
 

17.5/28