馬場のぼるさんの絶筆の絵本です。。

おおきくしてみる?
こぐま社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ぶどう畑のアオさん

作・絵

馬場 のぼる 文/ 絵

出版社

こぐま社

発行日

2001年5月15日

楽しんだ歳

4歳

内容

アオさんは、青い馬です。
森に住んでいるアオさん、ある日夢を見ました。

森の小道を辿って行くと原っぱに出て、その先の丘の上にぶどうが沢山生っている、と言う夢です。

アオさん、早速夢の通りに小道を歩いて行きました。
夢の通りに原っぱに出たところでネコに会います。
ネコはアオさんの話を聞くと、一緒に行く事にしました。
アオさんの背中に揺られて丘の上に着くと・・・夢の通りにぶどうが沢山生っています。

アオさんとネコは大喜び!
でも、ぶどうはまだ熟しきれなくて、酸っぱかったのです。
アオさんとネコは、明日もう一度ぶどうを食べに来る事にしました。
誰にも内緒でね、と言う約束をして家に帰ります。

次の日アオさんとネコはぶどう畑に向かいますが、途中でキツネに会いました。お人よしでうっかり者のアオさん
『ぶどう畑へいくとこ・・・』とうっかり喋ってしまいます。
キツネが大騒ぎしたので、森の動物達にぶどう畑の事を知られてしまいました。

ネコは怒りますが、アオさんは飄々としたもの。
『みんなで食べた方が、ずっとおいしいよ』
とみんなを引き連れてぶどう畑へ向かいました。

ところが、ぶどう畑にはオオカミがいて、有刺鉄線の柵が張り巡らされているのです。
『ここは、ぼくの ぶどう畑だからな』
とオオカミが威張っていました・・・。

読書後の注意

やっぱり、美味しいものはみんなで食べるともっと美味しいですものね。
ちょっと意外なラストに『さすが馬場さん』と、笑ってしまいます。
 

17.10/5