無事に化け猫になれるかな?

おおきくしてみる?
童心社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

ばけねこになりたい

作・絵

せな けいこ 文/ 絵

出版社

童心社

発行日

2001年7月18日

楽しんだ歳

3歳

内容

せなけいこさんの『おばけえほん』です。

むかし、小さな猫がおりました。
体が小さかったので、大きな犬には苛められるし、ねずみにも馬鹿にされる始末。

あるとき小さな猫は『ばけねこ』の話を聞きました。
そのときから『ばけねこになりたい!』と思うようになったのです。
でも、仲間の猫に聞いても『ばけねこになる方法』を誰も知りません。

化け物のことはお化けに聞こうと墓場に行きました。
すると、幽霊が悲しそうに泣いています。

幽霊は『いつもは黄泉に置いて来る足を、うっかりこの世に持って来てしまった。その足を木の根元に立掛けて置いたら、足を盗まれてしまった』と言って泣くのです。

小さな猫は幽霊が可哀想になったので、一緒に足を捜すことにしました・・・。

読書後の注意

なるほど、幽霊に足が無いのは、黄泉に足を置いて来ているからなのですね。猫と一緒に『こわいかおのれんしゅう〜』が流行ります。
 

17.8/23