せなけいこさんの、おばけ絵本です。 昔、とっても人使いの荒いおじいさんがいました。
おまけにおばけ屋敷に引っ越したものですから、おじいさんの所で働いていた権助も逃げ出してしまいました。
おばけ屋敷に引越しした晩、ろくろっくびが『こんばんわ〜。』
おじいさんは全然怖がりません。
障子を開けると一つ目小僧や、火の玉が現れたのです。
でも、やっぱりおじいさんは怖がりません。
ろくろっくびに裁縫をさせたり、一つ目小僧に肩を叩かせたり、からかさおばけにお使いをさせたり。
人使いの荒いおじいさんは、とっても化け物使いも荒かったのです。
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