スズキコージさんの、強烈な絵本です。 とっても暑い夏の日。
馬のはいどうさんは、駅で電車を待っていました。
帽子を取って汗を拭いていると、待っていた電車がやって来たので、ベンチに帽子を忘れて電車に乗ってしまいました。
その忘れた帽子を、きつねのとりうち君が拾ってかぶります。
鏡で自分の姿を見ると、とても似合っていたので、あんまりボーっとして持っていたカゴを忘れてしまいました。
そのカゴを、今度はブタの三吉が拾いました。
カゴの中にはお風呂の道具が入っていたので、三吉は銭湯へ出掛けました。
そして他人の洋服を着て帰ってしまった三吉は、シャンプーを忘れてしまうのです・・・。
夏の暑さのせいで、ボーっとしちゃう動物達が、次々引き起こす出来事が楽しい絵本です。
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