お目々の色が違っても、子供はみんな一緒です。

おおきくしてみる?
偕成社さんより画像掲載の許可を頂いています。

題名

あおいめ くろいめ ちゃいろのめ

作・絵

かこ さとし 文/ 絵

出版社

偕成社

発行日

1972年12月

楽しんだ歳

4歳

内容

3人の子供が出てくる絵本です。
青い目の めりーちゃん。
黒い目の たろーちゃん。
茶色い目の ばぶちゃん。

3人はかくれんぼを始めます。
めりーちゃんが鬼になって、大きな木の下で目隠しをします。
『もう いいかい。』
『もう いいよー。』

でも、めりーちゃんは二人を探す事が出来ません。
寂しくなっためりーちゃん、とうとう泣き出してしまいます。

たろーちゃんとばぶちゃんは、隠れ場所から出てきました。
めりーちゃんが泣くなら他の遊びをしよう、と泥遊びを始めます。
泥を掘ってだんご屋さんや、おまんじゅう屋さんになって遊びました。

ところが、 地面の中からミミズが出てきたので、びっくりした たろーちゃんが泣き出しました。

なかなか3人揃って楽しく遊ぶ事が出来ません・・・。

様々な色を丸く切り取って顔の形に貼り付けた、普段のかこさとしさんとは違う画風の絵本です。

読書後の注意

青い目、黒い目、茶色い目の3人はそれぞれ白人、黄色人、黒人の様に見えますね。
最後にみんな揃って赤い目になってしまうのが、とても微笑ましいです。
 

17.10/6